日本を代表する映画監督であり脚本家の園子温(その しおん)さん。
先日週刊文春にて園子温監督から性被害を受けたと言う女優が何人も告発し話題になりました。
性被害を受けた女優の名前は明らかにされていないため、いったい誰なのか気になりますよね。
この記事では、「主演には大体手を出した」と語っていることから園子温監督の作品に出演した主演女優をまとめてみました。
※4月6日、園子温監督は「事実と異なる点が多い」と言うことで、一部の報道を否定しています。
性被害についての情報はあくまでも『週刊女性PRIME』によるものであり、事実であるかどうかは定かではありません。

園子温の作品の主演女優まとめ|性被害を受けた女優は誰?

園子温監督の作品に出演した、主演または主演級の女優をまとめました。
全員紹介するとキリが無いため、有名どころや意外な人物をピックアップして紹介していきたいと思います。
沢尻エリカ(2015年:新宿スワン)

沢尻エリカさんは『新宿スワン』の前に『ヘルタースケルター』に出演し、一躍有名になりました。
そのため園子温監督が見出したと言うわけでは無いようですね。
ヘルタースケルターの妖艶な姿を見て、沢尻エリカさんを起用したくなったのかもしれませんね。
池田エライザ(2015年:みんな!エスパーだよ!)

池田エライザさんは『みんな!エスパーだよ!』に出演する前もちらほら演技の仕事をしていたようですが、この映画を機に本格的に女優業をスタートしたとのこと。
この映画はかなりエロス全開で、撮影現場も最初は戸惑うほどにエロスな用語が飛び交っていたみたいです。
池田エライザさんはこの映画に出演したことをきっかけに少しずつ有名になっていきましたね。
園子温監督の言う、「自分の映画に出した女優が売れた」と言ううちの一人なのかもしれません。
神楽坂恵(園子温の嫁)(2016年:ひそひそ星)

神楽坂恵さんは、園子温監督の現在の奥様です。
『冷たい熱帯魚』『恋の罪』などにも出演し、園子温監督にとても気に入られていたことが分かりますね。
今回の騒動を奥様はどう見ているのでしょうか…
仮に奥様も同じような手段で関係を持っていたとしたら、他の女性にも同じことをしていると想像できそうですが…
ここばかりは真実はわかりませんね。
満島ひかり(2009年:愛のむきだし)

満島ひかりさんは、園子温監督が「埋もれていた才能を見出した」として知られている女優です。
当時、満島ひかりさんと園子温監督は撮影中いつも喧嘩していたそうです。
撮影当時はしばしば満島と喧嘩をしていたそうで「この日も大喧嘩していました。天気が悪いのも満島のせいにしていたくらい(笑)」園子温と満島ひかり、2人の怒りがぶつかり合った結果、映像に緊張感が生まれ、名シーンが誕生したのだ。
引用元:https://moviewalker.jp/news/article/122344/
満島ひかりさんはあまり監督にこびるタイプの女性では無いようですので、被害に遭っている可能性は低そうですね。
清野菜名(2014年:TOKYO TRIBE)

清野菜名さんも、園子温監督の作品への出演をきっかけにブレイクした女優の一人です。
『TOKYO TRIBE』では、初のヌードにも挑戦しています。
清野菜名さんは、当時オーディションで受けた園子温監督へのイメージを以下のように語っています。
「最初に『おはようございます』と挨拶したら結構なトーンで『おはようございますじゃねえよ、何時だと思ってんだよ』って言われて……。受ける前から怖い人だとは聞いていたけど、本当に怖いと思いました。何か返した方がいいと思って、時計を見て『14時半ですけど……』と言ったんですけど、会話はそれだけ。課題の台本も読まず、そこで帰らされてしまったので、『終わった……』と確信しました」
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/152966
園子温監督の威圧的な態度で萎縮してしまう女優さんもいることでしょう。
こう言った中で性行為を強要されたら断れないと言う方も多いのが現状なのかもしれません。
吉高由里子(2006年:紀子の食卓)

吉高由里子さんは、園子温監督が見つけ出した代表的な女優です。
まだ演技のえの字も知らない吉高由里子さんをここまで出世させたのは園子温監督の力も大きいようです。
新人を見つけ出して育てて…、そういうことをやりだしたのは吉高が最初なんですけど、一度うまくいったらクセになったというか(笑)。それまでは女優にも特に興味がなかったし、たまたま『紀子の食卓』が女優ばかり出る映画だったので、初めて女優で映画を撮ることを体験して、自分は男より女優の方が面白いなって気づいたんですよ。
引用気n:https://www.news-postseven.com/archives/20180721_721522.html?DETAIL
吉高由里子さんも女優の卵の時代から園子温監督と関わりの深い女優さんのようですね。
追記:4月6日に吉高由里子さんが園子温監督の報道についてTwitterで心境を明かしました。
はぁ… なんか そんな件で 名前を聞きたくなかった方々が… よくない。 優越ある地位を利用して 夢に向かう姿を欺くなんて。 本当に残念 被害者の方は 名前を見るだけで 深く長く強く苦しむんだから 悲しいや そんな世界だと思われてしまう 真摯に熱意をもって 作ってる方達に失礼です
引用元:吉高由里子公式Twitter
吉高由里子さんの文章からしても、性被害に遭っているとは思えませんね。
今回の件で少なからず吉高由里子さんに対し「枕をしたのか?」と言うようなイメージを持たれてしまったため、否定するために発言したのでしょうか。
モーガン茉愛羅(2021年:エッシャー通りの赤いポスト)

モーガン茉愛羅さんはこの映画の主役ではありませんでしたが、この映画に出演したあたりから売れ始めましたね。
そして松田龍平さんと結婚され子供もいます。
今回の騒動で松田龍平さんも驚いたことでしょう。
冨手 麻妙(2017年:アンチポルノ)

冨手 麻妙(とみて あみ)さんは元AKB研究生の女優です。
「好きな監督は園子温監督」と語るほど園子温監督が好きで、園子温監督の映画に出るのが夢だったとのこと。
そのためか、園子温監督の映画にすでに3度ほど出演しています。
『アンチポルノ』では初めてのヘアヌードに挑戦し、話題を呼びました。
手を出されていないか、非常に心配です。
トリンドル玲奈(2015年:リアル鬼ごっこ)

トリンドル玲奈さんはリアル鬼ごっこのトリプルヒロインのうちの一人です。
トリンドルさんといえば女優というよりバラエティタレントやモデルといったイメージですよね。
園子温監督に気に入られていたのでしょうか。
篠田麻里子(2015年:リアル鬼ごっこ)

篠田麻里子さんもリアル鬼ごっこのトリプルヒロインのうちの一人です。
現在は結婚して子供もいます。
麻生 久美子(2015年:ラブ&ピース)

麻生 久美子さんは『ラブ&ピース』に出演前からかなり売れていました。
劇中では主人公の同僚を演じています。
二階堂ふみ(2013年:地獄でなぜ悪い 他)

二階堂ふみさんは2013年の『地獄でなぜ悪い』以外にも園子温さんの作品にヒロインとして出演しています。
何度も出演していると、とても気に入られているのかな‥と思ってしまいますよね。
水野美紀(2011年:恋の罪)

水野美紀さんはこの作品で初めてのヌードシーンを経験しています。
園子温監督の作品で初めてヌードを経験した女優さんは数しれず。
水野美紀さんも性被害に遭っていないことを祈るばかりです。
被害を告発したのは俳優の松崎悠希(まつざきゆうき)さん

被害を告発したのは俳優の松崎悠希(まつざきゆうき)さんと言う方です。
松崎悠希さんは、主にアメリカで活躍する俳優です。
園監督の『硫黄島からの手紙』に出演しています。
松崎悠希さんは3月末から週刊女性へ園子温監督の性被害について告発していました。
「週刊女性」が園子温や他の著名俳優/映画監督による セクハラ/性被害/パワハラについて情報を集めています。情報を持っている方は chiemon212@gmail.com まで。僕自身が週刊女性記者としての名刺を確認させて頂きました。情報を持っている方はぜひご連絡を。今度こそ業界を健全化しましょう!🔥
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) March 31, 2022
そして、匿名ではあるものの、松崎さんの勇気ある行動に乗って何人もの女優が一斉告発したのでしょう。
ついに週刊女性にてスキャンダルがあらわになりました。
園子温監督の被害に遭う人が今後いなくなるであろうことはとても良いことなのですが、松崎さんは以下の問題にも触れています。
どうしてこれまで放置されて来たのか、それが本当の問題。
— Yuki Matsuzaki 松崎悠希 (@Yuki_Mats) April 4, 2022
園子温監督の女性問題は業界では有名だったそうですが、今まで誰も告発せず泣き寝入りしてきたようです。
日本の映画界には監督を守るような風潮もありますから、女優だけでなくスタッフたちも皆目を瞑ってきたのでしょう。
こう言った動きの中で、今後日本の芸能界がよりクリーンになることを祈るばかりです。
4月6日追記:園子温監督の謝罪文で一部報道を否定

4月5日、園子温監督は上記画像のような謝罪文を出しました。
以下がその全文です。
この度の2022年4月5日発売号の週刊女性の記事におかれましては、関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品を見てくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします。
映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております。
しかし、今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く、自分自身以外への関係者にも多くのご迷惑がかかっていることを考慮し、代理人を通じて、しかるべき措置をとって参る所存です。
この度は多大なるご心配とご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
二〇二二年 四月五日
園 子温
週刊女性PRIMEの報道を全て鵜呑みにすることはできませんが、どこまでが本当でどのまでが嘘なのか、気になりますね。
今後他の女性からの告発などあれば、随時記事を更新していきたいと思います。

